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ここ中米ではまだ金が採取されます。
金を分別するのには水銀が必要不可欠です。金は比較的山の上の方で採取されるので、同時に水銀が使われるのも山の上になります。

というと、山から地下水に入るか、そのまま川に流れ出て、海に入るのかは分かりませんが、近年ここ中米で水俣病が再来しています。
原因は金の採掘における水銀の使用。
これが原因です。


【メモ:世界中で問題になっている魚の水銀汚染】
健康食品としてシーフードの人気が高まる米国で、マグロやメカジキなどを好んで食べていた人に水銀中毒による症状が出ていることが問題になっています。海水の水銀汚染のよって魚に水銀が蓄積していたからです。


2001年に発表された米国食品医薬品局(FDA)からの「安全な魚食ガイド」によると、妊娠可能または妊娠・授乳中の女性と子供が食べるべきでない魚として、マグロ、メカジキ、サメ、サワラ、などをあげ、その他の多く魚についても食べる量を制限すべきことを警告しています。
これから妊娠を希望する女性、男性共にこれらの魚の摂取は気を付けた方がよいと思います。


水銀はそれ自体が有毒物質ですが魚のタンパク質と結びつくとより有毒なメチル水銀になります。メチル水銀は特に胎児や子供の脳神経に損傷を与え、知育や歩行、視覚障害、言語能力や記憶力の低下を引き起こすので、妊婦や子供への魚の摂取が問題になったのです。

欧米の調査では、魚を多食する母親の毛髪の水銀濃度が10ppm以上だと子どもの運動能力、注意力、知能などに影響があると報告されています。大人でも水銀が蓄積すると、抵抗力が弱くなり、倦怠感やイライラや不眠症の原因となります。水銀には発がん性も指摘されています。


中国産ウナギから大量の水銀が検出されたという報道もありました。日本で食べる魚介類の多くが水銀に汚染されており、その結果、日本人の8割が体内に基準値を超える水銀を蓄積しているという報告もあります。
食物連鎖で上位に位置する大型魚ほどメチル水銀の体内残留が多くなりますので、小型の魚の方が安全といえます。


魚に水銀が蓄積しているということは、他の有害ミネラルも蓄積している可能性があります。コンビナートによる大気や水汚染、工業廃棄物、農薬、そしてそれらの複合汚染、と様々な環境汚染が、今日も世界各地で多発しており、食物連鎖を介して、私達の体の中に蓄積してきているようです。健康に良いはずだった魚や貝は、今や妊婦や子供は食べると危険だと警告される時代になってきました。


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